心のくすり ~向精神薬と副作用

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目に見えないけど、それってどこにあるの?

 

人体の、中枢神経系にあります。

 

脳について

 



 

中枢神経は、左右二つに分かれた脳と尾骶骨近くまで伸びた長い脊髄で出来ており、オタマジャクシのような形状をしています。

 



 

この中心部の大脳辺縁系にある「偏桃体」から、神経伝達物質のホルモンが分泌されて様々な感情が生み出されます。

 

神経伝達物質と精神疾患

 
ドーパミン 快不快。ストレスに反応。意欲や行動の動機付けに関連。

アドレナリン 興奮状態。戦うか逃げるかを決める。心拍数、血圧、血糖値を上げる。

ノルアドレナリン 意欲や集中力。不安と恐怖。

セロトニン 精神の安定。ドーパミン、ノルアドレナリンをコントロール。

GABA 神経を鎮静させる。不安や緊張を鎮める。

アセチルコリン 神経を興奮させる。記憶、集中、睡眠に関与。
 

さらに、これらが様々な精神疾患に関わっています。

それぞれの症状に対してホルモン量の異常がみられることから、薬によってそれをコントロールすれば効果が表れる、というのが現代医学の基本的な考え方となっています。

 
統合失調症 ドーパミン過剰 → 抗精神病薬(ドーパミンを抑える)

うつ病 セロトニン不足 → 抗うつ薬(セロトニンを上げる)

不安障害 GABA不足 → 抗不安薬(GABAを上げる)

認知症 アセチルコリン不足 → 認知症治療薬(アセチルコリンを上げる)
 

注意すべきは、薬物特有の副作用です。

 

実は、ダルクなどの依存症回復施設で支援を受けている者のうち、最も多いのは覚醒剤ですが、2番目は病院で処方された鎮静、睡眠薬による薬物依存の方々です。

 

抗精神病薬 4つの錐体外路症状

 
統合失調症:定型抗精神病薬

アカシジア 四肢のムズムズ感

パーキンソン症状 無動、振戦、筋緊張、姿勢異常

ジストニア 筋肉の固まり、けいれん

ジスキネジア 口をもぐもぐする、舌を突き出す、すぼめる

 

非定型抗精神病薬(新薬)

体重増加、糖尿病悪化
 

抗うつ薬の副作用

 
うつ病:抗うつ薬

三環系抗うつ薬 抗コリン作用(便秘、口渇)

SSRI 賦活症候群(神経過敏、焦燥、不安)、消化器症状(悪心、嘔吐、下痢)、セロトニン症候群(体温上昇、高血圧、手足が動く、興奮、不安)

SNRI 消化器症状(悪心、嘔吐、下痢)、中枢神経(不眠、振戦、頭痛)
 

抗不安薬(BZD系)、睡眠薬の副作用

 
不安症、パニック障害、睡眠障害:ベンゾジアゼピン系抗不安薬・睡眠薬

反跳性不眠 服薬中断による強い不眠

筋弛緩、転倒、健忘

身体依存 連続服薬によって耐性が出来る。半減期が短いほど依存が生じやすい。

※精神依存と身体依存について。

精神依存とは、薬物が欲しいという強い欲求と、手に入れようとする行動が伴うことで、身体依存とは、薬が摂取された状態を正常だと感じてしまい、減薬したり止めた時に、不安や不眠、焦燥感などの離脱症状が出ること。
 

気分安定薬の副作用

 
躁病、双極性障害:炭酸リチウム

腎機能低下

甲状腺機能低下

振戦、頻尿
 

オピオイド(麻薬性鎮痛剤)の副作用と薬物使用障害

 
ADHD、ナルコレプシー:オピオイド

モルヒネ、ヘロイン 身体依存と精神依存、便秘、嘔吐、眠気、口渇、せん妄(意識の混濁と幻覚、錯覚)

コカイン、MDMA(メチレンジオキシメタンフェタミン) 精神依存、幻覚

アンフェタミン、メチルフェニデート(覚せい剤) 精神依存、体重減少

※欧米で、特に若者の依存が社会問題となっています。
 

 

この薬を飲めば、この辛さが、苦しみが消える…。

この悩みから解放されるなら…。

 

そう信じたくなるのも、無理はありません。

 

そして、効果を実感できたとしたら?

 

救われる人がいる一方で、どうしても依存してしまう人がいるのかも知れません。

 

薬の限界

 



 

A子さんは、職場の人間関係による過度なストレスから心身に変調を来し、「うつ病」との診断を受けました。

そして、処方された薬に救いを求めました。

 

少しだけ気持ちが楽になりましたが…、思い出したくない記憶は消えません。

 
一日も早く、忘れてしまいたい…。
 

しかし、その薬では、陰湿な上司や卑劣な同僚を変える事も出来ませんし、それに打ち勝てるポジティブで逞しい性格に変えてくれる効力もありません。

 

職場に戻った時を考えれば、そこには嫌な記憶が刻まれた場所があり、ひどい態度を取られた人たちと再び働かなければならない現実が待っています。

でも、年齢的にも転職は難しく、特別なキャリアも持ち合わせていません。

 

彼らに反省や改善を強要することも出来ず、もしかすると復職しても腫れ物にでも触るような扱いを受け、「面倒な病み上がりが戻ってきたな」などと思われるだけかも知れません。

 
…お薬。…飲まなきゃ…
 

 

実際に、施設で向精神薬依存に苦しんでいる方の大半は、犯罪歴の無い女性なのです。

 

お薬で良くなったという声も多く聴かれます。

副作用にも個人差があります。

くれぐれも、医師の処方に則って正しく服用してください。

 

また、A子さんのようなお悩みであれば、副作用もなくお役に立てる方法はいつくか存在します。

 

 

 
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