短期改善する心理コンサルティング・カウンセリング

 
仰っていた通り、カウンセリングの2日後、息子は学校に行き始めました。
千葉県:E.Nさん(35歳・女性)

いつからか息子の話をするときは涙が出るようになってしまい、終始泣きながらのカウンセリングとなってしまいましたが、私の心は楽になっていました。

先生は学校に行くだけならすぐだよとおっしゃっていましたが、その通り!カウンセリングの2日後、学校に行き始めました。

 
普通に話をしているだけでしたのに、1回でこんなに効果があったのは凄いとしかいいようがありません。
千葉県:Mさん(30代・女性)

今回はいつもと違いお酒を飲まない時の感覚が違いました。

頭の中を「お酒がグルグルしない」んです。
これは今までにない感触です。

色々受けてきましたが、今までは「効果があった!」と喜んでは、結局は2~3日、もしくは1週間で元に戻ってしいガッカリすることが多かったので、とても疑り深く様子を観察していますが、間違いなく、ふじまるさんのセッション効果だと思います。

普通に話をしているだけでしたのに、1回でこんなに効果があったのは凄いとしかいいようがありません。

 
ただ、今までのことを話しただけなのに劇的に回復。 魔法ですか?
千葉県:Kさん(50代・女性)

電車にも乗れない、外にも出れない状態から劇的に回復。

この2ヶ月一度もぶれる事なく過ごす事が出来、7月には復帰を目指しております。
特別、コーチングされたわけでもない。目をつぶって暗示にかけられたわけでもない。ただ、今までのことを話しただけなのに、本当に不思議です。

魔法ですか?

いえ、何気ない言葉や、何気ない受け答えの中に、今までの経験と、裏づけされた手法がきっとあるのでしょうね。

たまたま、ひょんなことから先生のHPにたどり着けた幸運に感謝しております。

   

 

なぜ、長年の問題や悩みが早期解決するのか?

 

3.11  平穏な日常は、一瞬で破壊された…。

 

未曾有の大震災によって破壊された現地には、過酷を極める状況がありました。

家族を失い…、家を流され…、何もかも失った人々を前に、行政はあらゆる援助方法を模索して動き出します。


そして、医療、福祉、ソーシャルワーカー、メンタルケア、ボランティア…。各業界から熱き心で立ち上がった精鋭が現地に入りました。

しかし、打ちひしがれ悲嘆に暮れる人々の仮設住宅のドアには、その想いに抗うかのように「心のケアの人、お断り」の張り紙が貼られたのです。

 

「助けになりたい。支えたい」人々と、

「お前らの偽善はうんざりだ」と言わんばかりに抵抗する人々…。

 

また、屈強を誇る自衛官や海上保安官達にさえ、昼夜を問わぬ激務に蝕まれていく姿がありました。

 

被災者を、救援者を、誰かが何とかしなければ…。


そんな中、彼らとの良好な関係性を即座に作り出し、深刻な自死の連鎖を食い止め、震災孤児に笑顔を取り戻させた集団がいたのです。

 

それは、某大学を中心とした「短期療法」のチームでした。

 

 

はじめまして。

公認心理師の近藤と申します。

千葉県船橋市で「ふじまる」という相談室を開いて、約20年になります。

変わったこの名称は、近藤の「藤(ふじ)」を〇で囲むイメージなのですが、生まれ育ったこの港町船橋から出港する船名「ふじ丸」という意味でもあります。

これには、乗船頂いた方を安全に確実に目的地へお連れするという理念が込められています。

 



 

医者でも心理学者でもない私が、こうして長年にわたって相談室を運営してこれたのも、ご依頼頂いた皆様からの評価と、そんな皆様が周囲の方にご紹介して下さったからに他なりません。

困っていた人が、困っている身近な誰かに「ふじまる」のことを紹介してくれる。本当に感謝しきれない思いです。

おかげさまで、これまでに5,100件以上のご相談を受け、総面接時間は61,000時間を越えることが出来ました。

5,100件というととても多いように感じられるかもしれませんが、19年で割れば一年で268件ですから、一日に0.7 人、つまり休日を入れれば2日に1件弱の依頼しか受けていないという計算になります。

おわかりのようにふじまるはとても小さな事務所です。
決して多くを担当している訳ではありませんが、それだけに一件一件のご相談内容に最善を尽くして取り組ませていただきました。

そして、実際のご依頼者の皆様のお役に立てたという声と、何よりも短期間での改善だけは、どこにも負けていないという自負心があります。

悩みを克服された方から“カウンセリング十段”などと大仰に呼ばれることもありましたが、私自身はむしろ、この「改善する」ということは当然だと感じていました。

おこがましいですが、それが自分の存在意義だという思いからです。

相談にお越しになるクライアントさん達は皆、相当な苦難や試練を抱え、それでも諦めずにお越しになります。
そして当然、「良くなりたい。解決したい」という願望をお持ちなのです。

それを叶えることは最優先だと思っていましたが、意外にも、「これまで何か所もの相談所や専門家の所へ行っても全く変わらなかった」「あれこれやってきたが時間の無駄だった」という声が沢山聞かされました。

「でも、うんざりしているはずなのに、なぜふじまるへ?」

そう尋ねると皆様が口をそろえて言うのは、「短期で良くなるらしいから」というものでした。

そして、あちこちを訪ね歩いた方々からは、「今までとは違う、目新しいことをしてくれそうだったから」という声がありました。

 

聞いたことはないけど…、なにか他と違うことをしてくれるんじゃないかな?
 

成果が出なかった多くは、一般的なカウンセリングスタイルやメンタルケア系、占いなどのスピリチュアル、あるいは催眠や古典的な心理療法だと知らされました。

それらは広告やサイトも多く存在し、確かに目に付くものです。
沢山の宣伝文句に触れれば、いつしかそれが効果的なものではないかと思い込んでしまうのも仕方ないでしょう。

それに比べると、短期療法とかMRIとか、まったく意味不明ではないでしょうか?

しかし皆様は、申し訳ありませんがセラピーや心理援助に関してはプロではありません。

ですから、そのように様々な情報を見聞きして、飾られたイメージに影響されたり、時代遅れのスキルを最先端だと信じて堂々巡りをしてしまったりするものです。

そんな遠回りを避けるためにも、ふじまるが考える、「心理臨床(心に影響を与える仕事)について最も大切な事」を少しだけお話させてください。

 

カウンセリング、セラピー、〇〇療法が効かない

 

私自身も、実はあなたと同様の経験に苦しんだ過去があります。

二十代の頃、生きることが辛くなる日々が続き、何人ものカウンセラーやセラピストの元を訪れては、楽になれる方法を模索しました。
医師には、多忙で仕方がない理由から味気無さを感じていましたが、心理士には温かみのある親密な交流がありました。

どの先生も、優しくて穏やかで、人柄も全く問題はありませんでした。
心のケアの専門家たちは、優しさと思いやりに満ちていた…
Aカウンセラー
そんな毎日を過ごしてこられたんですね。
 
Bセラピスト
近藤さん。よく頑張ってこられましたね。
 
C心理士
それでいいんですよ。
 

受け入れて認められ、あるがままに寄り添ってくれる…。

時には癒されて思わず涙が溢れたこともあります。
しかし、だんだんとそんなやり取りに物足りなさも感じていました。

どの先生も、結局は話を聞いてくれるだけだったり、労ってくれたり、ありきたりなお話しかされないからです。

 

そして次に、「催眠療法」「箱庭療法」「〇〇療法」「〇〇ヒーリング」など、気持ちが向くままに、7~8か所の施設で40回以上の施術を受けました。

こだわって、どの先生もその道ではベテランの先生ばかりを選びましたが、ほとんど実感できる効果は見られませんでした。

 
未来催眠
未来のあなたが、現在のあなたの前にいます…。
 
ゲシュタルト系セラピー
イメージした〇〇さんに××と伝えてみて下さい。
 
スピ系ヒーリング
宇宙から、光が降り注ぎます…。
 

 

しかし……、

 

解決までが遅い…。

時間が掛かりすぎる…。

何も効果が感じられない………。

 

 

温かく丁寧で、じっくりとした癒し…、それが大切かも知れないが…。

 

もちろん、相性が合わなかったという事なのかも知れません。

ただし、精神的に切迫していましたし、何度も通うことになると費用も高額になってしまいます。

悩んでいるときに重要だったのは、なるべく早く楽になりたい、一日も早く問題を解決したいということでした。

 

そして、また別の方法を見付けなければならなかったのです。

 

メジャーな流派にも甲乙がある。

大きくて立派で、のんびりで高額…。

 

魔術師と呼ばれた心理療法界の偉人

 

ほとんどの貯金を使い果たすほどでしたが、それでも探求心は留まらず、様々な書籍も読み漁りました。

ただ受けるだけではなく、内容を吟味するために自分でもしっかり学ぶ必要性を感じ、絶版となっている専門書があれば図書館で探したりもしました。

そして、度々目にする「心理療法界の巨匠」と呼ばれる、ある人物の存在を知ったのです。

彼の名は、ミルトン・H・エリクソンと言います。

 



 

どの本でも、エリクソンだけが別格扱いで、右に出る者がいないとか「伝説」として紹介されていました。

米国の精神科医で心理学者でもある彼の技術は、あまりにも巧みさを極めており、「魔術師」とさえ称されていたのです。

 

その逸話はかなり理解に苦しむもので、いくつか例を挙げると、
 

話しているだけで相手を眠らせ、症状を軽減させた。



 

少年と野球の話をしているだけで、その子の夜尿症を治した。



 

不良少年を、一言だけで優等生に変えた。



 

自死の念を抱く女性のコンプレックスを活かし、短期間で結婚に致らせた。

 

など、文面だけだと非常に嘘っぽく感じるものばかりでしたが、どれもきちんとした研究論文や学術書であり、信憑性は多少あるようにも思われました。

これが本当だったら、驚くべきことです。

 

エリクソンは、いくつもの障害を持つ人物で農家の息子でした。

何となくインスピレーションを感じ、彼の教えを受けたという数少ない日本人の研修に参加してみることにしました。

 

エリクソンはすでに亡くなっていましたので、その教え子さんや影響を受けた先生方の元を訪れて学んでいくうちに、この技術がいかに優れているかを思い知らされたのです。

ただし、当時の自分にはそれを理解するのはあまりにも難しくて、相当な努力が必要でした。

 

何が何だか、まったく分からない……。



 

エリクソンの視点は、多角的でとても自由なのです。

同時に、潜在意識(無意識)を非常に信頼していました。

その人が抱えている問題や悩みにも潜在的な意図があり、無意識的にそれを選んでいて、なるべくしてそうなっているのだという考え方です。

 

それには、彼が持つ3つの障害が大きく影響していると言われています。

 

1、ポリオ(体の麻痺)

2、色覚異常(色の認識が出来ない)

3、失音楽症(音楽が理解できない)

 

エリクソンにとっての世界は、私たちが見ているものとは全く違っていたのです。

通りを行きかう人々を一日中眺めては、「これほど興味深いものはない」と語っていました。

その人間観察力によって、足音を聞いただけでそれが誰なのか分かっただけでなく、その人物の心情まで推し量れたと言います。

障害によって色や音楽が分からなかった分、逆に「見えている事実」に集中でき、優れた観察眼が備わったのかも知れません。

 

エリクソンは、見せかけの外見の下にある本質を見ていた。

 

 

逆転の発想(パラドックス)

 

エリクソンは子供の頃、牛の綱を引っ張って力づくで小屋に引き入れようとする姿を見ていて、逆転の発想に気付きます。



 
無理やり引っ張るよりも、牛が小屋に入りたくなることをすればいい。
 

解決は、一瞬で起こりました。

 

牛の尻尾を掴むと、小屋とは逆方向へと引っ張りました。
すると、驚いて痛みから逃れようとした牛は、まんまと自分から小屋に入ってしまったのです。



 

有名な逸話ですが、このように幼い頃から物事の仕組みと動かし方を知っていたのは、何事にもに縛られていなかったからでしょう。

エリクソンという人物には、善悪美醜や様々に意味付けされた虚飾の情報も無意味です。

だからこそ、相手の言葉に踊らされず、どんな時でも話の内容や価値観に併せて変幻自在にセラピーを組み立てていくことが出来ました。

何をどうすればどうなるか」という仕組みを瞬時に見極められる天才だったのです。

これは、「ユーティライゼーション(何でも利用する)」と名付けられた最も特徴的なものでした。

 

当時は現在ほど彼に関する書物が無く、必死で情報を集めました。

そして、手当たり次第に勉強会やセミナーに参加し続ける日々が訪れたのです。

 

思い込み、先入観、固定観念の拘束

 

学び始めて一番最初にぶつかったのが、自分の「枠組み」の不自由さでした。



枠組みとは、思い込み、先入観、固定観念、偏見のことです。

私たちは知らず知らず、物事に「意味」や「価値」を付けてしまいます。

これまで生きてきた認識、善悪などの意味付け、それを正しいと信じ、まったく疑わずに生きているということはマインド・コントロールを受けているようなものです。

それをリセットすることがいかに難しいことなのかお分かりになると思います。

 
あなたは、あらゆるものに意味付けをしている

雨は〇〇だ。

夫婦とは〇〇だ。

人間とは〇〇だ。

 

〇〇で働いている人はエリートだ。

ギャンブルをする人は〇〇だ。

刺青がある人物は〇〇だ。

お受験させる親は〇〇だ。
 

などなど…、

これら、ありとあらゆる物事についてそれぞれが個人主観的な「意味付け」をしており、それに拘束されているのです。
そして、いったんそう意味付けたら、余程のことが無ければ動くことはありません。

 

私の性格は、〇〇で××だ。間違いなく絶対にそうだ。

相手の性格は、〇〇で××だ。間違いなく自分が正しい

 

あなたが、悪だとか醜いとか意味付けているものを、
真逆の、正しくて善だと見ることが出来るでしょうか?

つまり、人は、自分が信じたいことしか信じられないものなのです。

 

止まっているのに、動いていると信じてしまう…。

 



 

 

同じ色なのに、緑と水色の渦に見えてしまう…。

 



 

このような錯覚や、自分の“思い込み”に気付くことが全てのスタートでした。

思考的な自由さが無いと、いつまでたっても物事の本質は見えてこないのです。

 

主観を押し付ける「心理の先生」たち

 

そして私は、一般の方が耳にするような民間のカウンセリング研修や、ヒーリング系のようなものにも参加してきました。

中には、費用さえ払えば誰でも貰えるような資格もありましたが、そういったエリクソン派以外の沢山の寄り道も、決して無駄にはならなかったと思います

しかし今にして思えば、何を学んでもスキルの中身が全く違っていて、圧倒的な次元の差がありました。

エリクソン以外のほとんどは、どれも根拠の無い理論に過ぎませんでした。

講師や先生と呼ばれる人物の勝手な主観で語られるものばかりで、まともな学会もなく、著名な研究者もなく、科学的にインパクトのある論文もありません。

科学とは、客観性(誰にでも、いつでも同じ結果になる)を意味します。

それ以外は、架空のオカルトやスピリチュアルの世界と言えるかもしれません。

それらは一つの文化ですが、一か八かという賭けでもあり、臨床に役立つとは思えませんでした。

 

講師に質問を投げかけると、ほとんどまともな返答は得られず、逆に彼らの顔色が一瞬で変わりました。
そしてこのようなフレーズが返ってくるのです。

「科学は、〇〇についてほとんど解明できていない」

「科学的な常識は、日々改められている(科学は未熟だ)」

「本当の情報は、政治や権力によって操作されている」

などというものです。
そして、

「〇〇や××といった偉人や著名人が使っている」

「過去に〇〇という成果が出ている(長い歴史がある)」

「頭ではなく、もっと自分の直感を信じるべき(人類史上の大発見などは、そうやって見つかっている)」

一理ありますが…、冷静に考えて偏った回答すぎて何も言えなくなります。

 



 

「では、その根拠を教えて下さい」と尋ねると、

「根拠があるということは、その情報がとても古いものだということです」

そう言って、勝ち誇ったようにニッコリと笑いました。

 

確かにそうですが、これは疑問への答えではなく、思い込みの押しつけです。

新しいからと言ってそれが正しいとは言えませんから、抵抗を持たれるに過ぎず、全くユーティライゼーションが出来ていません

あるいは、状況や表情から察するに、恥をかかせて一泡吹かせようという意図さえ感じてしまいます。

 

研修だったからいざ知らず、これが臨床場面であればラポール(信頼関係)が切れるでしょう。

どちらにせよ、この人たちから学んだものは抵抗の生み出し方だけでした。

 

誤解される催眠

 

エリクソンを語る上で注目されやすい催眠についてですが、良く言われる「エリクソン催眠」「催眠言語」「ミルトンモデル」などは、広いスキルのごく一部に過ぎません。
私も一時は必死に勉強し、催眠に関する資格や認定を受け、海外の研修にまで参加してきました。

学会にも参加して様々な研究発表も聞きましたし、米国の催眠に関する教育指導者のライセンスを取りました。

同時に、「催眠療法士」と名乗り、その認定コースも行っていました。

10年以上前には、エリクソンを学ぶ方法としてNLPはとても身近なもので、最高位の資格である「NLPトレーナー」を取得し、公式な認定コースを開催したり、様々な分野の方にむけてセミナーや研修会を開いていました。

NLPセラピストとしての活動は、私に自信を与えるものでした。
それまで学んできたスキルが統合されていくようなものでしたし、実際に来談者のケアに効果的でした。
コースや研修だけを開催するのではなく、臨床を専門とするNLPトレーナーとしては、おそらく草分けだったと思います。

このように、催眠やNLPを仕事として駆使し、人を指導する側でもありました。

   

しかし、やればやるほど足りない部分が大きいことも分かり、スキルのルーツであるエリクソンやサティアの学びを深める必要を切実に思い知ったのです。

NLPの認定コースというのは全体を通しても50時間足らずで、その中でエリクソンに関しては多くても5~6時間程度のレクチャーですから、あまりにもインスタント過ぎます。

様々な関係者が「科学的」だと説明していましたが、実は科学でも心理学でもなく、残念ながら学会も公的な研究機関も存在していないことも分かりました。

すなわち、一切の裏付けが無かったのです。

ただし、認知度的にはコマーシャルやマーケティングが後押しして非常に広まっています。
いくら稼いだかというビジネスの数値で測るなら、NLPはかなり成功していると言えるでしょう。

 

催眠に関しては、メディアの影響で非常に効果期待が高い割にはエビデンスも研究実績も薄く、そのため専門家たちからは旧時代的な分野だと言われていました。

催眠の草分けとして高名な成瀬教授でさえ、晩年は催眠に関する発表や研修をされていません。

ただし、こちらもテレビやメディアでの奇抜なショーとしての認知度だけは広がっていましたが、その確証となると実に頼りないものでした。

 

調べてみると、その他の流派にも同じことが言えました。

いくら探しても、具体的な検証データがほとんど存在していなかったのです。

むしろ、いかに疑わしいものかという調査結果ばかりがありました。

 

信じて突き進んでいただけに、この事実にはとても落胆しました。

様々な事を知ってみて、これまで学者たちと名刺交換をした際、私の名刺に“NLPや催眠”という言葉を見つけた時の違和感の意味が改めて分かりました。

さながら、「トンデモ系スピリチュアルの素人です」とか「オカルトマニアの一般人です」と自己紹介していたようなものだったのでしょう。

ちょっと知識を身に付けただけの素人と、本物の専門家には雲泥の差があったのです。

公には、催眠療法は陳腐化し、NLPは疑似科学だった。

 

目立ちやすいトリッキーなものに焦点を当てることこそ、上辺だけを見ている証拠だと言えます。

実際に「催眠の大家」でもあるエリクソン自身も、後年になるにつれて催眠へのこだわりがない面接が多くなりますが、逆に改善までの時間はどんどんと短期化していったのです。

 

妄想を妄信する危険性

スピリチュアルは文化だが、臨床に有効かは別。

 

体現者はどこにいる

 

一方、自称エリクソニアンは大勢いましたが、どの人もユーティライゼーションの時点で疑問符が湧きました。
どの先生も、優しそうで知識は豊富そうですが、肝心の言葉に力が無かったのです。

絶対的な説得力に欠けていましたし、どの方も納得のいく答えを出してはくれませんでした。

何よりも、実際に体感してみないことには信憑性は感じられません。

 

しかし、ついにその体現者である方からのセラピーを受ける機会を得たのです。

 

それは、一瞬に感じられるほどの出来事でしたが、緻密に練り上げられた見事な援助スキルでした。

その日、今までの生き辛さや苦労が嘘のように晴れていく経験をして、本物の力を実感しました。

 

後でわかったことですが、その先生は最適な「タイミング」に合わせ、最も的確な「ショック(刺激)」を「コミュニケーション(行動と言葉)」によって与え、見事な介入をしてくれたのです。

それは、人を遠ざけ、何者をも信じず、悲観的な考えに凝り固まっていた者が求め続け、その果てに手にした解放感でした。

 
世の中には、こんなことが実在するのか…
 



 

どんなに苦しくてもあきらめきれなかった自己変容は、やはり自然に起きたのではなく、プロの技術によってもたらされました。

 

そう言うと、「一体何をしてもらったのか?」と疑問に思われることでしょう。

一言で言うと、当時の自分にとって琴線に触れる「たった数行の言葉」を告げてくれただけなのです。

それは、そのタイミングのその言い方でなければ効果は半減していたでしょう。

周囲に人が居たら、それは何でもないやり取りに過ぎなかったと思います。
しかし、当事者である自分だけははっきりとその恩恵を受けていたのです。

一滴の波紋が広がっていくように、その言葉には影響力がありました。

 



 

 

そしてその後、もう一人の先生から二度目の衝撃を受けることになり、癒しとか温もりとは違う、体に力が漲ってくるような感覚がありました。

知っている」から「体験した」への変化は大きな説得力でした。

言葉とは言霊であると言いますが、こんなに理想的な使い方はありません。

 

こんな経験は、他のどんな専門家にも成し得ないものだと思います。

 

そして私は、改めてその先生方に弟子入りするチャンスを得ることになったのです。

ついに、生涯を掛けて臨むべき道がぼんやりと見えた気がしました。

 

心の大海原へ。

   

魔術は解明された

 

エリクソンを学術的に探究した後継者たちは、「MRI(メンタル・リサーチ・インスティテュート)」という研究所を設立しました。
そして、ここに集ったG・ベイトソンを始めとする気鋭の学者たちは、とんでもない理論を発表して業界を騒然とさせるのです。

ここから、多少専門的な内容となりますが、出来るだけ分かりやすくまとめてみたいと思います。

 



 

ダブル・バインド(二重拘束)理論

統合失調症は、成育環境の中で繰り返された拘束のコミュニケーションによって生じる。

 

つまり、ネガティブなコミュニケーションパターンが精神疾患の要因の一つだというのです。

これまでも、成育歴(育ってきた環境)が性格の元になるとか、虐待や愛情の有無が情緒の発達に影響するといったことは良く言われてきました。
MRIは、それをさらに分解し、実際の相互作用(刺激と反応)、枠組み(意味付け)、システム(構造)という視点を持ち込んだのです。
これは、非常に画期的なことであり、同時に確実な変化を短時間に起こすことが出来ました。

 

相互作用システム


AがBを〇と意味付け、〇と反応する。
BがCを×と意味付け、×と反応する。
CがDを△と意味付け、△と反応する。
DがAを□と意味付け、□と反応する。

それぞれの記号に、「良い」「協力」「悪い」「敵対」「好き」「接近」「嫌い」「無視」「賢い」「尊敬」「バカ」「軽蔑」などの言葉が当てはめられる。

 

例:AさんはBさんをリーダーシップがあると意味付け、仕事の相談をした。
BさんはCさんを怠慢だと意味付け、軽蔑した。
CさんはDさんを短気だと意味付け、距離を作った。

この構造全体を循環するシステムとして捉え、意味付けを変えたり、反応を変化させたり、あえて意識化させたりすることを介入と呼ぶ。

 

この考え方によって、これまで「個人」を対象として行ってきた面接が、「相手、家族、グループ、組織」全体を対象とすることになりました。

問題とされる一本の枯れ木だけを見るのではなく、森全体を俯瞰して悪循環のメカニズムを観察していきます。

その結果、誰(何)が問題であるという原因や犯人捜しの視点から離れ、圧倒的な短期間での改善に至るのです。

やがて、この考え方は短期療法と名付けられ、後に家族療法に大きな影響を与え、解決志向(SFA・ミルウォーキー派)やSA(システムズ・アプローチ)などへ広がっていきました。

 



 

…「なぜ木が枯れてしまったのだろう?」

「何が原因なんだろう?」

人はこのように、分からないことの答えを探さずにはいられません。

 
「なぜ学校に行けないのだろう?」

「どうして元気が出ないんだろう?」

「なぜ不安なんだろう?」



育て方が悪かった?

愛情不足だったから?

過去にイジメがあったから?

性格が〇〇だから?

社会や世の中が悪いから?
 

そして、あれこれ時間をかけて考えて仮に答えらしきものが見つかったとしても、問題解決とはなり得ません。

だからこそ肝心なことは、
どうすれば、再び木が元気を取り戻すか
にあります。

 

愛情を与えなかった親が悪い。 → この状況だからこそ身に付いたものは何か?

不登校児の心の弱さが問題。 → この性格だからこそ出来ることは何か?

能力や容姿の低さが問題。 → この特徴を活かせることは何か?

相手が悪くて、自分は被害者だ。 → この事象から何を学び発展させられるか?

 

「〇〇が問題だ」という相手の意味付けの中で、そんな中でも存在する「例外」や「肯定的な出来事」に焦点化します。

どんな悩みや問題にも、必ず解決した事例や上手く行くパターンが存在しているのです。

これらの考え方によって、エリクソンの魔術の一端は理論的な背景を持ち、多くの学者たちの知る処となったのです。

 



 

現在では各国の大学、公的な研究機関で検証が行われ、いくつもの関連学会が設立されています。

日本国内の短期療法諸派は、内閣府、厚労省などの行政機関との連携や被災地支援でも多くの改善データが取れ、著名な教授陣がいる大学の競争率が上昇するまでになっています。

具体的には、裁判所や児童相談所、病院や学校などでも役立てられ、大きな成果を挙げているので、それらに関わっている福祉士、介護士、相談員、面接官など、現場のプロが教えを請う流派でもあります。

本人に会わずに「変える」

 



 

不登校、引き籠り、ニートなら、本人に会う必要はありません

 

「個人面接こそがカウンセリング」だと考える方にはとても驚かれますが、彼らを無理やり相談に連れてくることは一切不要です。

家族療法として見れば子供の問題には明確な「そうならざるを得ないシステム」が存在するからです。

そもそも、当事者は自分から相談したいことや力になってほしいことなどはありませんし、親が言うから仕方なく嫌々連れて来られているだけに過ぎません。

当事者である子供のことをIP(identified patient:患者と見なされた人)と呼びますが、彼らを取り巻く家庭環境という「森全体」を見れば、悪循環システムがあることは一目瞭然なのです。

体調不良や様々な理由を語っては、安全で衣食住が保証された状況下にありますから、自分からカウンセリングを受けたいと言う気持ちはほとんどありません。

本当に困っている当事者は、あくまでも「予約を入れた人」です。

理想的な家庭環境など幻想にすぎませんが、実際に私の場合、7割以上のケースでIPにはお会いしていません。

ご安心頂きたいのは、お母様やご両親とのみ面接をすることで十分に短期改善は起こせます。

ただし、このシステムを見抜くにはいくつかのコツが必要となります。

 

これは、学べば誰にでも身に付くというものではありません。

このスキルを体現できる人物となると、ほんの一握りだと言えます。

私が知る限り、この分野で「頂点を極める」という先生方は20名に満たないと思います。

著名な先生の卒業間近のゼミ生と語ってみても、肝心なスキルが欠落していることがすぐに分かりました。
知っている」と「出来る」には歴然とした差があるからでしょう。

これまでの認識や価値観が激変するようなパラダイムシフトの世界は、きっと習得する人物を選ぶのだろうと感じます。
そして、難解すぎることから一向にこの流派は広がっていかないのです。

 

高い応用性のスキルが求められる世界。

 

見立てとは何か

 

要点の一つとして挙げられるのが、コミュニケーションの原理原則である相互作用を緻密に観察し、予測しなければならないことです。

ここから、見立てを立てていくのです。

それは、ベテランの職人が現場を一通り見ただけで、「何をどうすればいいいか。何が必要か」一瞬で見極めるようなことと似ています。

 

見立てとは


相手を詳細に観察し、行動や意味付けから仮説を立て、予測すること。
それが出来て初めて、効果的な介入が可能となる。

 

全てを聞かずとも、要点だけでおおよその予測を立てられて初めて一人前となります。

これを身に着けるまで、少なくとも3年~5年くらいはかかると思います。

ある先生は、「見立て十年」と仰っていましたが、職人技としては当然かもしれません。

 

来談者さんは、自分の気持ちを語るプロでもなく、症状を説明する専門家でもありません。

苦しい胸の内を、今まで誰にも話したことが無い方もいます。

悩みを打ち明けられる人が近くにいない人だっているのです。

 

何を言ったらいいのか?

どう説明すればいいのか?

何から話せばいいのか?

そんな状況を抱えている人に、自論の押しつけ、自分よがりな解釈、疑わしい分析などをするのは、はっきり言って臨床家としては下の下です。

まして、ただひたすら頷いて聴いているだけでは長期化が否めません。

 

不登校児に最も影響を与えられる言葉とは何か … 本人に会う必要がなく、親や保護者から変化を起こす

パニックへの最良の行動課題とは何か … 身近なものを使い、パニックに至る構造を消滅させる。

人間関係を最短で改善するためにするべき「2つの行動」とは何か … 悪循環パターンをわずかな行動で変化させる。

リーダーシップや人望獲得への3ステップアクションとは … 多くの成功事例から見える、人望の正体を再現する。

うつ傾向が一気に解消する言葉のマジックとは … うつの根源部分を考察し、鍵となるキーワードを駆使する。

夫婦、パートナーシップ改善のためにすぐにやるべきこと … 両者間の依存やコンプレックスに隠された交流を仕組む

緊張や不安をすぐに解消するあるキーワード … 逆説的な行動によって安定せざるを得ない状況を形成する。

〇〇が出来ない、やめられないの裏欲求を満たして変化させる方法 … 本心を見極め、それを端的に満たす

など、どれもが高確率で成果を出せるものです。

その前提として肝心なのは、観察に基づく“見立て”ありきなのです。

 

見立ては、船にとっての灯台でありコンパス。

目的地への道標(どうすれば達成するか)がある。

 

 

抵抗を示すクライアントなどいない。

柔軟性に欠けるセラピストがいるだけだ。

 

エリクソンの名言でもあるこの言葉には、この見立てが出来なければ、上辺だけのやり取りになったり、逆に、抵抗!反抗!反発!となることを示唆しています。

きっとあなたにも経験があるのではないでしょうか?

 
Aさん
そうじゃないわ。
 
Bさん
何かしっくりこない…。嫌だ。
 
Cさん
そんなの余計なお世話でしょ!
 

いくら良かれて思っても、相手に受け入れられない言葉がいかに無意味で迷惑なものかはご理解いただけると思います。

 

そしてエリクソンは、驚くべきことにこの抵抗さえも役立てました。

 

「では、今から10秒間、もっと激しく〇〇だ!と言ってみてください」

「私の合図に合わせ、強弱を付けて体を震わせて下さい」

 

「抵抗するな」と言うよりも、ずっと変化が期待できると思われませんか?

このように、とにかく臨機応変、自由自在が彼の特徴なのです。

 

これらに対しての説得行為は非効率で時間がかかり、更なる抵抗を生み出しかねません。
だからこそ、相手の認識や価値観に忠実に介入することが最も肝心です。
そして、その一点を利用するからこそ、テコの原理のように簡単に状況をひっくり返すことが出来るのです。

この様子があまりにも操作的だとされ「戦略的心理療法」などと呼ぶ研究者もいますが、変化が短期化するのは事実なので、最大のホスピタリティだとも言えるのです。

 

ボートにも帆船にも、状況に応じて潜水艇にも変化する。

変幻自在こそエリクソン流。


エリクソンへの道

 

学び始めると、今までの学校では味わえなかった感動や面白さがありました。

 

心の法則

人と人の交流(相互作用)

システムの観察

 

今まで学んできたことが、いかに時代遅れの陳腐なスキルばかりだったかを知り、逆にやる気も漲りました。

目の前には、エリクソンが魔術として行っていたことの詳細な設計図が広げられたのです。

これが、本当のエリクソンへの道。

 

エリクソンの魔法のような技術は、一朝一夕には身に付くものではありませんし、そもそも専門大学の修士や博士課程でなければ学ぶことはできません。

環境的に大学に通うことが難しかった私は、一人一人著名な先生方に教えを請い、自ら実践して検証するしかありませんでした。
そんな十年以上の暗中模索の日々は、とても長い道のりでした。

私の探究心を満たすのは、ほとんど大学の教授、准教授の先生方でしたので、ご配慮いただいて正規のゼミ生達に混じって研修を受けたこともあります。
すると、周囲から白い目で見られることもありました。

学会の先生からも、「場違いな人物がいる」と冷やかされました。

 



 

大学にも属さない40代(当時)の男が、20代前半の学生と机を並べるのは滑稽に見えたかも知れません。
研修後の宴席など、参加できるものにはすべて参加して、末席でひたすら先生方の会話をメモし続けました。

先生同士のちょっとしたやり取り。学生との会話に出てる学者の名前。文献名。実験の内容など、どれも興味深く大いに刺激されました。

そんな風に書き溜めたノートは、いつしか数十冊分にもなっていましたが、それが代え難い財産となったことは言うまでもありません。

 



 

どんなに見下されても、それが自分に出来る精一杯でしたし、目的へのモチベーションと求める情報への“飢え”に突き動かされていました。

当時を思い返すと辛く厳しいことも沢山ありましたが、それも良い経験だったと思います。

 

もし仮に、エリクソン流以上に役立つと思える技術があれば絶対に乗り換えていたと思いますが、未だにこれを越える流派には出会えていません。

また、どの業界にも言えることですが、技術者にも一流とそれ以外が存在することも分かりました。

実際の面接を見ても、それは歴然でした。

どんなに優れた流派にも、やはり天と地が存在していたのです。

そして、ぞんざいに扱われる私に配慮し、何かと気にかけて下さるのが一流の先生たちだったのです。

 
某大教授

今の話、分かりましたか?

あの人と情報交換をした方が良いですよ。

あの先生の話は、絶対に聞き逃さないでください。

今度開催される〇〇に参加されませんか?

 

彼らは、どんな人にも公平に学ぶチャンスを与えて下さるのです。

もっとも、笑って雑談している学生より、必死に食らいつく私の方が教え甲斐があるように思われたのかもしれません。

ある先生は、わざわざ大学から民間企業に移った研究者仲間を紹介してくださいました。

 

学ぶ側が真剣であり良い印象を持って頂けるならば、重い扉も必ず開かれると知りました。

これらの経験から、どんな逆境にあっても「自分次第」でそれはチャンスとなると学べたことは、とても貴重でした。

 

“道”を極める

   

心理の職人

 

私自身、このように起業するという夢が叶いましたが、実は最初の数年はまったく依頼がありませんでした。
つまり、依頼数の半分以上は後半の4~5年で一気に集まった数です。

技術の習熟と共に、自らのクオリティを磨き続けた結果、依頼者が急増したということを示しています。

実際、ありとあらゆる案件を受けてきたので、初めて聞くような相談内容はほとんどなくなりました。

 

短期療法を身に付けるまでは、「なぜなんだろう?」「何が起きているんだろう?」「どうすればいいんだろう?」と、混乱してばかりでした。

クライアントは、困り果て、苦しみぬいてセラピーやカウンセリングを受けに来ます。

正直言って、ビギナーの頃は何度も失言し、見立てが出来ず、介入を間違え、沢山の来談者を傷つけ落胆させたことと思います。

そして、相手の力になれなかったという失意は、どんどんと自分を追い込んでいきます。

日々、自分自身への檄は止まらなくなります。

 

「この役立たず! バカ野郎! 能無し! 未熟者!」

 

仕事内容を冷徹に見つめ、厳しく批判するのはいつも自分自身でした。

どんな時も、自分の目だけはごまかすことはできません。

 

技術の無い援助職者ほど害となるものはない。

だから、実力を、能力を、クオリティーを、絶対的に身に付けねばなりません。

この信念(思い込み、意味付け)が自分を突き動かしたのです。

 

今は、何をすればその状況が変わるのかは15分くらいで4~5パターンの見立てが立つようにもなりました。

仕事が迷いなく安定してできるという事は、確実な精度に繋がりました。

 

資金もなく、地位や権威もなく、著書もメディアの露出もなく、地方都市の片隅にも関わらずこうして長きにわたって地元の皆様からご愛顧頂けたのは、ただ愚直に技術を磨き続けた結果だと思います。

そして、今では有難いことに公立病院や医療大学からの依頼、介護福祉業界、歯科医師会、企業や組織、小学校に至るまで研修依頼を頂くようになり、様々なテレビやマスコミなどからのオファーや取材も来るようになりました。

金メダリストや著名人の担当も請け負い、上場企業や外資大手、県警などからも専門家としての助言を求められるようになりました。

 

相手がどんな方であっても、いかに大きな組織であっても、システムの見立てで迷うことはほぼ無くなりました。

偉そうに感じられるかもしれませんが、相手が人間であれば観察すべきポイントは同じだからです。

 







 

普通に生きていくだけでも困難を感じていたあの日々からすれば、現在の生活は奇跡的だと思います。
ネガティブで消極的だった自分に、まさかこんな未来が待っていたとはとても信じられない変化だと言えます。

 

だからこそ思うことは、

 

可能性を無駄にしてはならない。

潜在的な能力を発揮すれば、誰もが充実した人生を送れる。

 

これに尽きますし、そのお手伝いをしたいと思っています。

プロフィール

近藤 ひかる
Hikaru Kondo一般社団法人 全国心理技能振興会 代表理事
心理研究室ふじまる代表
公認心理師(心理カウンセリングの国家資格)
千葉県船橋市出身



NPO法人 日本心理カウンセラー協会 学術顧問
日本学術会議 学術研究協力団体指定 日本ブリーフセラピー協会会員臨床心理技術者(精神トラブルの支援)
心理システム・コンサルタント(国内数名の有資格者)
整体師(カイロプラクター)

■米国心理機関の認定

米国NLP(TM)協会認定NLPトレーナー
NLPマスタープラクティショナー
国際催眠連盟(IHF)認定トレーナー
国際セラピートレーニング協会(ITTO)認定トレーナー
全米催眠療法協会(American Board of Hypnotherapy)認定ヒプノセラピスト




マスコミ取材・協力

研修・講演実績




モットーは、心理学より“心理道”

エビデンスベースで評価が高い「短期療法・家族療法・SA(システムズ・アプローチ)」の臨床技術者。

心理職を目指した当初より、各流派、評判の心理士を訪ね歩き、学説、理論にこだわらず学びを請い、技術統合を目指す。
同時に、相談室を設け、学歴、資金、人脈、経験なしの週末起業スタートから、ほぼ口コミだけで独立を果たした。

臨床経験として、うつ傾向などの精神的不調、不登校、家族や社内の人間関係までに及ぶ相談案件は、5,100件以上。総面接時間は61,000時間を越える。その改善率の高さから、“カウンセリング十段”と呼ばれる。
(一社)全国心理技能振興会代表理事に12期就任。
医師でも心理学者でもなく、著書もなくメディアの注目もなく、まして千葉の片田舎の相談室にも関わらず、20年にわたっての実績が逆に注目され始め、国立病院や大学、公立校からも研修依頼が寄せられる。
少しづつ仕事が増え出した頃、意外にも関連業者からのアドバイザーとしての依頼が度重なる。
事例のスーパービジョン(教育訓練)や個人的な問題まで、とても難しい事案もあったが、一件一件を次につながる種だと信じ、出来る限り全力を尽くしていると、プロからも「日本一的確なアドバイスが出来るカウンセラー」と言われるようになった。

男女年齢層も広く、幼稚園児から経営者のメンタルマネジメント、組織のモチベーショントレーニングまで対応できる、数少ないオールラウンドな心理の職人。

当事者と会わずに変化を起こす

当初から、M・エリクソンに傾倒しており、カウンセリングや催眠、NLPなど、心理療法系の研修や訓練を受け続ける。やがて臨床専門のNLPトレーナー(NLPの教育者)として草分け的な存在となり、また、心理スキルの講師としての教育キャリアも豊富となるが、その頃は個人を対象とする面接しかできなかった。



しかし、著名な教授、先生方に学ぶたびに、そこにある民間講座との決定的な差に気付く。

それは、「システム論(相互作用)」の見識。

学術としての「根拠と実証」。

エリクソンを科学的に検証する諸学派、短期療法、家族療法、システムズ・アプローチ、SFA(解決思考アプローチ)、コミュニケーション派、特に、MRIの技術には圧倒された。

これまで数多く出会ってきた、国内外の怪しく実力無き”自称カウンセラー・セラピスト”から離脱するにはこれしかないと理解し、その習熟に没頭していく。

かくして数十年…、直接不登校児などの当事者に会わなくても、親からの連鎖反応で変化を起こすという評判から、はるばる全国各地、インターネットのオンライン相談ではアジア欧米各地からも依頼が訪れる。

カウンセラーからコンサルタントへ

個人から、組織、団体へと対応範囲が広がると、ビジネス系のトレーニング依頼を受け始め、マネジメント、人材育成、ハラスメント問題や労災、離職や自殺抑止など、中小企業のメンタルアドバイザーとしても精力的に活動。
特に、経営者が抱える仕事没頭の報いともいえる事業(親族内)承継、リーダーシップ、家庭不和、離婚問題などの相談に乗ってきた。こういった経緯で、「心理コンサルタント」を肩書に出す。

初期の頃は、起業家や管理職者の集まりに参加しては、そこで実際に相談を受けて受注するという地道なスタイルだった。しかし、参加する度に仕事の依頼を受けるので、スタッフからは「歩く心理営業マン」と面白がられていた。

この頃、つくづく組織のリーダーとは孤独な立場なのだと痛感する。そして、彼らにとっての良き伴走車として、従業員満足度で売り上げやハラスメント問題が軽減することや、スムーズな事業承継法の仕組づくりなどを通じ、彼らをサポートすることによって従業員に良い影響を及ぼし、広く社会に貢献出来るということを使命とする。

教育啓蒙活動

現在ではテレビやマスコミからの取材も多く、各地でセミナーや講演活動なども行い、医療、介護福祉、教育など、様々な分野から高い評価を得ている。

数種の技術を統合した独自の講座は、「人生観が激変する」との評価を呼び、何人もの独立開業者を輩出し、実際にテレビやメディアで活躍中の何名もが教え子たちである。
常に学び続け、諸大学の教授からも直接指導を受けており、「心理研究室ふじまる」は、その最先端の統合された心理療法を、県内で受けることができる唯一の機関である。

家庭環境や成育歴は?

 

 

 

昔から、自分に言い聞かせてきたことがあります。

 

「私は学者ではない。現場で汗を流す職人だ」

 



 

これは、尊敬するエリクソンに通じています。

彼は、世界的に有名なセラピストになった後も、フェニックスというアメリカの田舎町で臨床現場に立ち続けました。
エリクソンハウスと呼ばれる小さな自宅に全国から依頼者が訪れ、その一人一人と向き合いました。

地位や立場に胡坐をかかず、生涯一職人としてあり続けたのです。

 

「個人面接を受けていない」

「講演や研修しか行っていない」

その時点で、その援助者の腕は鈍って錆び付いています。

苦しんで困っている人に対応する職にあって、自己都合や収益効率を選ぶなどには疑問的です。

時代と共に人間を取り巻く状況は刻々と変化しています。
だからこそ、常に学び続けていることが大事です。
いつだって初心に立ち返って腕を磨くことを怠らない者は、どの世界でも色あせることはありません。

 

これらのことから、私が申し上げたいことは2つです。
あなたが依頼しようとする専門家や相談所の、

1、扱っている技術のルーツは何(誰)か。そして、その根拠や実証があるか。

2、それを誰から学び経験と実績はどれくらいか。そして現役なのか
 

もう一つ付け加えるならば、専門家自身がセラピーやSV(スーパービジョン)、教育分析などをきちんと受けているか、ということです。

専門家になるための自己分析、指導訓練は非常に重要であり、自分の心の整理がついていない人物が対人援助することは危険極まりないことです。

   

公認心理師は、心理の国家資格

 

巷では、〇〇カウンセラーという存在を見聞きすることがあるかと思います。

「カウンセラー」は民間資格なので、多少のスキルがあれば誰でも名乗ることが出来ます。
中には2~3日の通信講座で取れるものもあり、どう考えても経験値と技術力に疑問が生じます。
ですから、怪しさや胡散臭さが付きまとうのかもしれません。

それとは別に、大学院の博士課程まで進み、実務経験を経て試験に合格すれば「公認心理師」という国家資格を持つことができます。
これは、文部科学者と厚生労働省の2つの省庁が共管する唯一の資格であり、非常に専門性が高いことを示すものです。
その他にも、文科省と内閣府が管轄する「臨床心理士」という準国家資格があります。

両者の職業領域は、病院、学校、児童相談所、司法など多岐にわたり、非常に人気のある職業となっています。れっきとした専門職だと言えます。

精神科医だけではなく、「人の心をケアする」という仕事自体は、もはやこのような公的な役割として機能し出しているのです。

 

あなたの潜在能力を引き出します

 

可能性は、誰にでも存在します。

しかし、それに気付かずに生涯を終える方が多いのかも知れません。

可能性というのは自覚していない潜在的な能力のことで、何らかのきっかけが無ければ眠り続けたままなのです。

その一つが、「苦しみ」です。



 

人間は、苦しみから逃れるために進化してきたとも言えます。

凍える寒さから逃れるために火や衣服が誕生し、飢えの苦しみから狩猟や農業が発展しました。

つまり、悩みや苦しさとは発展の予兆です。

私自身、あの苦悩の日々が無ければ、あんなに勉強に没頭することはなかったでしょう。

 

悩みが多ければ多いほど、闇が深ければ深いほど、逆に大きな光がそこに眠っています。

強い光は深い影を生み出すのが自然の法則なのです。



 

ですから、今悩みがあるあなたは、ご自身を可能性の塊だと信じて頂きたいです。



 

私は、話を聞くだけのカウンセラーではなく、指導するコーチでもありません。まして教育者でも哲学者でもありません。

 
※コンサルティング (consulting) とは、

「相談に乗ること」を意味し、主に組織や経営者、個人に対して解決策を示し、その発展を助ける業務のこと。
その業務を行う者をコンサルタントと呼ぶ。

心理分野におけるコンサルタントに求められるものは、高度な専門知識、スキル、ノウハウだけでなく、組織のリーダーから学生に至る幅広いニーズに応えるため、極めて能動的である必要がある。
 

ふじまるでは、依頼者の皆さんを「ケアする」というところにだけ焦点はありません。

大きな違いは、「提案」と「短期改善」です。

 
コンサルタントは、その先にある発展を助け、可能性を広げます。
 

従来のカウンセラーが行わない、「助言」「アドバイス」「提案」「仕組みづくり」を考え、そのための「説明」「解説」を詳細にすることが出来ます。

面接中にもし、あなたが眉間にしわを寄せたり、腕を組んだり、ため息をついたりすれば、その瞬間、別の提案に変更します。
嫌なことや出来そうにないこと、分かっちゃいるけどやりたくないことをアドバイスすることには意味がないと考えるからです。

心理的な困難さを抱えている皆さんには、特にこういった教育的でコーチング的な「頑張ろう。動こう。やってみよう」という態度は抵抗されやすいものです。

簡単で、今日からすぐにでもできること。

ニーズに合った関心を引くもの。

もうすでに、何度か行っている肯定的なパターン。

これらである必要があります。

仮に、もし効果が出ると判断したならばスピリチュアルでも占いでも取り入れますし、より高い改善が望めるならば他のどんな方法でも躊躇なく使います。

流派、学派、スキルや道具には何のこだわりもありません。
もちろん、今後もエリクソン以上に役に立つ技術があれば、すぐに鞍替えします。

最も重要だと考えるのは、完全な実用主義(プラグマティズム:実際に効果が出ること)に焦点化するということです。

 

ご自身が本当に望むものは何か。

「癒し」なのか「ケア」なのか「寄り添い」や「ヒーリング」なのか、それとも「発展」や「向上」なのか、よく判断してから選んでください。

また、あなたの身近に困っている人がいたら、ぜひふじまるを紹介して頂けないでしょうか。

いつでもどんな問題でも、その裏側に眠っている可能性に光を当てる力になりたいと思います。

 

最短かつ安全に目的地に到着する。

それが、ふじまるの心理システムコンサルティングです。

 

早く、短期間で、確実に、それが最大の特徴。

 




 
プロである私たちは、ふじまる近藤氏を推薦します。
 

推薦者の声

株式会社マーケティング・トルネード代表  佐藤昌弘様の推薦文

株式会社マーケティング・トルネード代表
コンサルタント・中小企業診断士
佐藤昌弘

悪いことは言いませんから、今すぐ彼に相談してみると良いです。

あなたの近くで、「うつ」「不登校」があるなら、極めて短期間に状況を改善してくれる専門家ですから連絡を取ってみて下さい。
また、「息子がどうしても言う事をきかない」とか、「親父をなんとか黙らせたい」という世代交代に困難を感じている社長さんも、悪いことは言いませんから、今すぐ彼に相談してみると良いです。
知識が詳しいだけでなく、実際に信頼できる臨床スキルを持たれている方で、いつも私は、安心して、彼を紹介しています。
ただ、時期によっては大変お忙しくされていらっしゃいますので、時間の余裕は必要かも知れません。




■株式会社マーケティング・トルネード代表 佐藤昌弘
エグゼクティブコーチング、マーケティングアドバイス、セラピースキルを統合したコンサルタント。
心理学・伝説・言語・記号等の知識と実践経験で、短期間に業績アップすることから、クライアント企業より「言葉の魔術師」と呼ばれ、週刊ビジネス誌で「日本一高額なコンサルタント」と紹介されたこともある。
京都大学卒業(工学部) 取得資格:中小企業診断士(商)大手都市ガス会社勤務を経て、98年住宅リフォーム会社を創業。その後、2001年経営コンサルティング会社(有)マーケティング・トルネードを設立。
サラリーマン時代には、中部地区最大の異業種交流会を主催し、会員1000人以上の組織の代表幹事を歴任。その後、脱サラして住宅リフォーム事業で起業。
人・モノ・金・信用なしの悪条件ながら、創業3年で約3億円の売上に成長させる。その活躍が、雑誌「アントレ」「BigTomorrow」「デューダ」にも取り上げられた。
「図解 非常識に儲ける人々が実践する成功ノート(共著)」
「凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク」
「シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理トリガーとは(監訳)」
「今日からお客様が倍増する 売れる力学」他、ビジネス書ベストセラー多数。
■株式会社マーケティング・トルネード

 

株式会社武蔵野オフィス代表取締役 安達嘉信様の推薦文

独立行政法人労働者健康福祉機構島根産業保健推進センター相談員
株式会社武蔵野オフィス代表取締役
安達嘉信

私が、本当に心をさらけ出すことができたのが、近藤トレーナーでした。

NLPを学んでいた頃、いろいろなトレーナーがおられましたが、私が本当に心をさらけ出すことができたトレーナーが、近藤トレーナーでした。
NLPのことなど全く知らず、しかも私にとってはかなり辛いワークもあったのですが、困惑している私に的確にアドバイスをしてくださったのが近藤トレーナーでした。
例えれば、24時間テレビでタレントがマラソンをしますが、その横で伴走しているコーチのような存在でした。
5年前に東京でNLP資格取得コースを教えていただき、今年久しぶりに再会することができました。しかも、近藤トレーナーの大好きな『出雲』においてです。
感激の内に終わった4日間のヒプノセラピーコースでした。
近藤トレーナーのセミナーのやり方は催眠のテクニックだけを教えるのではなく、“セラピストとしてどうあるべきか”、ということについても考えさせられる深い内容になっています。
近藤トレーナーの強い影響を受け、経営している会社の業種も変更し、現在は島根でフリースクールをしています。実力ある催眠療法士を目指すなら、ぜひ近藤トレーナーに学ばれることをお勧めします。




■独立行政法人 労働者健康福祉機構 島根産業保健推進センター相談員株式会社武蔵野オフィス代表取締役 安達嘉信
■株式会社武蔵野オフィス

 

株式会社U.S.P 代表取締役 加藤洋一様の推薦文

株式会社U.S.P代表取締役
コンサルタント
加藤洋一

近藤先生の人間性は素晴らしい。

残念なことであるが、我が国日本では、自殺者が先進国の中でも上から数えたほうが早いという大変不名誉な事実がある。
心理療法の現場は大変だと聞いている。その最前線で彼は辣腕を振るっているのだ。
近藤先生の魅力はなんと言ってもその人間性にある。
私のようなコンサルタントにも通じるが、人を正しい方向へ導くのは、その人の人間性が第一であると考える。なぜなら、人が肯定的に変化していくきっかけは、人の影響を受けるということがほとんどだからだ。
多くの悩める人を良い方向へ導いてきた近藤先生の人間性は素晴らしいのだ。否、素晴らしくなければ影響力を与えられないと考える。
その人間性を育んだ背景には、良き師に恵まれ古今東西様々な知見を学び、実践していることが挙げられる。
特筆すべき点は、そこから人の自尊心にフォーカスして治療していく独自の手法を開発されたことだろう。
守破離ではないが、そろそろ近藤流の流派を打ち立てても良いのではないのだろうか?と常々思っているし、実際に提言している。そして、その教えを全国に広め、門下生を育成することは多くの人を救うことにつながるだろう。
悩みを持っている個人の方、経営者の方、とにかく心の問題を抱えている方すべてに、人間性が素晴らしく、実践的な心理療法家である近藤先生を推薦します。




株式会社U.S.P 代表取締役 加藤洋一
小さな会社を短期間で業績を上げるコンサルタント。業績アップをさせる手法の一つに、USP(その人・会社・商品ならではのウリ)を軸にしたマーケティング戦略がある。
実践して、180日間で地域No.1、365日で業界No.1ブランドになる会社が続出し、高収益体制になっている。日本で唯一、USPの専門書を執筆。第一人者でもある。
「一般財団法人 日本コンサルタント協会」マスタービジネスコンサルタント
全日本居合道連盟 居合道3段 無双直伝英信流3段
著作
USP 売上に直結させる絶対不変の法則 海と月社
資格がなくてもデキる人になる本当の理由 フォレスト出版
「高売れキャッチコピー」がスラスラ書ける本 同文館出版
小さな会社がNo.1になれるコア・ブランド戦略 PHP研究所
御社の売上を増大させるUSPマーケティング 明日香出版
■株式会社U.S.P

   

 

最新の高速艇「ふじまる」に、どうぞご乗船ください。

目的地までの、早くて安全な船旅をお約束します。

 
この桟橋から、あなたの人生の船出を全力でサポートします。


心理学者アドラーも指摘するように、問題の全ては「関係性」と、それを生み出す「相互作用」にあります。
それを変えることが、最も効果的です。

具体的な改善事例の検証と根拠 = 科学の知見

実証できる経験 = 技術、技能力

この二つがモットーです。

 

実際の「人間としてのエリクソン」

 

さて、伝説の巨匠とは言え、一人の人間であり夫であり父親であるエリクソンとはいかなる人物だったのか?

日本人で、実際に指導を受けた人物はごくわずかです。

その一人の先生に伺った印象深いお話があります。

 
「当時、東洋人の研修生はごく少数で、まして私はろくに英語が話せませんでした。それでも家に到着した私を自ら迎え入れて、末娘の部屋だった場所を自分の為に準備しておいてくれました。

そして、『今日から君は私の家族だよ。心置きなく過ごしてほしい』と言ってくれました。

指導中も未熟な語学力に丁寧に付き合ってくれ、何かと細やかな配慮をしてくれました。それは言葉通り、本当の家族に対する親身さだったんです。

様々に称えられるエリクソンですが、私が彼について最もお伝えしたいことは、彼のそういった人柄や、懐の深い人間性という部分です。

エリクソンの技術というのは、そういった人間性の上に成り立っていると思います」
 

同じ道を志す者としては、決意を新たにさせられるエピソードでした。

そして、この道を歩み続ける勇気をもらいました。

 

最後になりますが、どうぞご自分の可能性に気付いてください。

この文章は、あなたの為に書きました。

 

では、あなたが周囲の大切な方に良い波紋を広げることを祈っています。

 

 

心理研究室ふじまる代表

近藤ひかる






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1、ご相談内容を伺い、お役に立てない(見立てが出来ない)と判断した場合、料金を頂きません。

精神疾患、障害、身体的な病理、司法問題、無理難題なご相談、法に触れるご相談に関してはご依頼をお断りします。
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